室内モザイク作品の日常的なお手入れ方法
著者: 篠原 誠一 — Founder、
モザイク作品は適切に管理すれば非常に長持ちする素材です。ガラスタイルや天然石は本来耐久性が高いのですが、目地材の状態が作品の寿命を左右します。日常的なお手入れの方法を知っておくことで、作品を長く美しい状態に保つことができます。
日常の清掃
室内に飾るモザイク作品の日常清掃は、柔らかい布での乾拭きが基本です。ほこりが積もりやすい水平面(棚の上など)に置く場合は、週に一度程度、乾いた布で表面を拭くだけで十分です。
汚れが気になる場合は、水で薄めた中性洗剤を布に含ませて拭き、その後乾いた布で水分を取り除いてください。洗剤が目地に残ると変色の原因になるため、しっかり拭き取ることが大切です。
避けるべき洗剤と素材
酸性の洗剤(クエン酸系)は、石灰岩や大理石の表面を溶かすことがあります。天然石を使った作品には使用しないでください。また、研磨剤入りのクリーナーはガラスタイルの表面に細かい傷をつけることがあります。
アルコール系の洗剤は目地材を乾燥させ、ひび割れを早める可能性があります。市販の多目的クリーナーを使う場合は、成分を確認してから使用することをお勧めします。
目地の状態を定期的に確認する
目地材は経年で少しずつ劣化します。特に、温度変化が大きい場所(窓際や暖房器具の近く)に置いた作品は、目地にひびが入りやすくなります。年に一度程度、目地の状態を確認し、ひびが入っている箇所があれば早めに補修することで、作品全体の劣化を防げます。
目地の補修は、市販の目地材を使って自分で行うことができます。古い目地を取り除き、新しい目地材を充填して乾燥させるだけです。色が合わない場合は、複数の目地材を混ぜて調整することもできます。
Falcon Mosaicで制作した作品のお手入れについてご不明な点があれば、アトリエへのアクセスとご予約のページからお気軽にご連絡ください。